2025年のM-1グランプリ決勝進出をきっかけに、一気に注目度が高まった漫才コンビ「ドンデコルテ」。
その中心人物として存在感を放っているのが、ツッコミ担当の渡辺銀次さんです。
派手さはないものの、的確で無駄のないツッコミ、そして長年の下積みで培われた“安定感”。
ここでは、渡辺銀次さんがどのような経歴を歩み、現在の評価にたどり着いたのかを詳しく見ていきます。
渡辺銀次のプロフィールと基本情報
生年月日・年齢・出身地
差し当たりファイナリス撮り棒
2026.1.24(土)19:00〜
ドンデコルテ第九回単独ライブ
『こびりつく』
@渋谷よしもと漫才劇場https://t.co/bLJTZDymYv pic.twitter.com/UosZGxzFxQ— ドンデコルテ渡辺銀次 (@10000nabe) December 4, 2025
| 項目 | 内容 | 一言エピソード |
|---|---|---|
| 名前 | 渡辺 銀次 | 本名は渡邉 博基(わたなべ ひろき)2022年1月1日から現芸名を使用している。 |
| 生年月日 | 1985年8月2日 | 暑い夏生まれ。「夏休み中で誕生日会が開かれにくかった」と本人談。 |
| 年齢(2025年現在) | 40歳 | 若手と思われることが多く「40に見えない」とファンにも驚かれる。 |
| 出身地 | 山口県周南市 | 地元愛が強く、漫才でも山口県ネタをたまに入れ込む“隠れローカル枠”。 |
| 身長 / 体重 | 171cm / 68kg | 舞台では細身に見えるが、意外としっかりしている“バランス良い体型”。 |
| 血液型 | A型 | 几帳面で真面目。ネタ帳はキレイに整理されており相方も感心。 |
| 所属事務所 | 吉本興業(東京) | 同期との繋がりも多く、後輩にも優しい“兄貴肌”タイプ。 |
| NSC | 東京校14期 | 入学した当初からツッコミの評価が高く、講師から「基礎が完成されてる」と言われていた。 |
| 担当 | ツッコミ(ドンデコルテ) | 早すぎず遅すぎず、“絶妙な間(ま)”のツッコミが持ち味。審査員にも刺さりやすいタイプ。 |
| 趣味 | 読書/日本文学/映画鑑賞 | 読書好きで、太宰治や谷崎潤一郎が好き。ネタの言い回しにも文学要素が光る場面も。 |
| 特技 | けん玉/観察力/早いツッコミ | 特にけん玉は本格派。楽屋で披露することが多く「プロレベル」と芸人仲間にも評判。 |
| 特徴 | 落ち着いた雰囲気と的確なツッコミ | 舞台では表情の“困り顔”が切り抜かれがちで、SNSでは「困り顔の天才」と呼ばれることも。 |
渡辺銀次さんは1985年8月2日生まれ。
山口県周南市の出身で、2025年時点で40歳になります。
お笑い界では“遅咲き”と呼ばれる年齢ですが、その分、落ち着いた話し口と説得力のあるツッコミが強み。
若手には出せない空気感が、今の漫才スタイルを支えています。
こちらの投稿を受け、ドンデコルテ渡辺銀次さんに「わたなべ」アクキーを直接お届けさせて頂きました!
プレゼントさせて頂こうとしたにも関わらず、ご本人からのご提案でしっかりと料金も支払ってくださいました✨ありがとうございました✨#令和ロマンのご様子 #令和ロマンのご周年 https://t.co/ph90EEYhud pic.twitter.com/F95i0G2UuB
— 令和ロマンのご様子 (@goyousu_reiwa) October 23, 2025
お笑いを志したきっかけと原点
子どもの頃から「言葉」に敏感だった
幼少期からテレビのお笑い番組が好きで、特に会話のテンポや言い回しに惹かれていた渡辺さん。
派手なボケよりも、「言葉で笑わせる」芸人に影響を受けていたと言われています。
この頃から、人の話し方やクセを観察する力が自然と身につき、後のツッコミ芸へと繋がっていきます。
NSC東京校14期時代|評価されていた“基礎力”
NSC入学後、早くからツッコミの素質が注目される
渡辺銀次さんはNSC東京校14期生です。
同期の中でも、ネタ構成力とツッコミの正確さは評価が高く、講師からも
「基礎ができている」と言われていました。
一方で、当時は目立つタイプではなく、派手な注目を浴びる存在ではなかったのも事実です。
この“地味だが実力派”という立ち位置が、後の長い下積み時代へと繋がっていきます。
コンビ解散と模索の日々
思うように結果が出ず、遠回りの芸人人生へ
NSC卒業後は複数のコンビを経験しますが、大きなブレイクには至りませんでした。
ライブには出続けるものの、評価と結果が噛み合わない時期が長く続きました。
それでも渡辺さんは芸人を辞める選択はせず
「面白いと思う形をやり続ける」ことを優先しました。
この姿勢が、後にドンデコルテ誕生の土台になります。
ドンデコルテ結成|ツッコミとして覚醒
木村祥平との出会いで役割が明確に
NSC同期の木村祥平さんと再び組み、ドンデコルテを結成します。
ここで渡辺銀次さんのツッコミは一気に洗練されます。
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感情を乗せすぎない冷静さ
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相方のボケを“否定しない”受け止め方
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観客が置いていかれないスピード感
これらが評価され、ライブシーンで徐々に評判が広がっていきました。
特技「けん玉」と観察力が漫才に活きている理由
けん玉はプロレベル?集中力の象徴
渡辺さんの特技として知られているのがけん玉。
単なる趣味の域を超えており、集中力と反復練習を厭わない性格がよく表れています。
この集中力は、漫才中の“間”や空気読みにも直結。
相方の一瞬のズレを逃さず拾う能力は、長年の積み重ねの賜物です。
ドンデコルテ渡辺銀次の特技がけん玉と知ってズキュンと来ているところ。 pic.twitter.com/3iK844duFt
— ama (@kusare_ama) December 22, 2025
M-1決勝進出で評価が全国区に
「安定感のあるツッコミ」が再評価された
2025年、ドンデコルテはM-1グランプリ決勝に進出。
その中で特に評価されたのが、渡辺銀次さんのツッコミ力でした。
派手なフレーズではなく、
“今ここで言うべき言葉を、ちょうどいい温度で返す”
その技術が、審査員・視聴者の双方に刺さったのです。
渡辺銀次はなぜ今、注目されているのか
遅咲きだからこその説得力
若手全盛のM-1において、40歳での決勝進出は異例。
しかしその年齢だからこそ、
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漫才の完成度
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言葉の重み
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人生経験に裏打ちされた説得力
が際立ち、今の評価に繋がっています。
ドンデコルテ、ネタも最高だったけど渡辺銀次40歳独身の人間性が一番好きかも pic.twitter.com/ZsfJwvuqlD
— ケンザキ (@knzk803) December 23, 2025
まとめ|渡辺銀次は“これから評価され続ける芸人”
渡辺銀次さんの経歴を振り返ると、決して順風満帆な芸人人生ではありませんでした。
NSC東京校14期としてスタートし、基礎力やツッコミの技術は早くから評価されていたものの、目立つ存在ではなく、長い下積み期間を経験しています。
それでも芸人を辞めることなく、ネタと向き合い続けた結果、ドンデコルテ結成後に自身の役割を明確化しました。
相方・木村祥平さんのボケを最大限に活かす「引き算のツッコミ」を武器に
漫才としての完成度を一段階引き上げました。
特技であるけん玉に象徴されるように、渡辺さんの強みは
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地道な反復
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集中力
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空気を読む観察眼
こうした積み重ね型の能力です。
これらは派手さこそないものの、M-1のような“完成度が問われる舞台”では
確実に評価される要素でもあります。
2025年のM-1グランプリ決勝進出は単なるブレイクではなく、
「これまで見過ごされてきた実力が、ようやく正しく評価された結果」
と言えるでしょう。
40歳での決勝進出という事実は、遅咲きという言葉以上に、
「芸人としての寿命の長さ」
「今後さらに伸びる可能性」
を感じさせます。
今後テレビやメディア露出が増えるにつれ、渡辺銀次さんのツッコミ技術や人柄は
より多くの視聴者に届いていくはずです。
ドンデコルテというコンビを支える“静かな柱”として、これからの活躍にも注目していきたいところです。

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