渡辺銀次とは何者?ドンデコルテのツッコミとして注目される理由、芸歴は?

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2025年のM-1グランプリ決勝進出をきっかけに、一気に注目度が高まった漫才コンビ「ドンデコルテ」。
その中心人物として存在感を放っているのが、ツッコミ担当の渡辺銀次さんです。

派手さはないものの、的確で無駄のないツッコミ、そして長年の下積みで培われた“安定感”。
ここでは、渡辺銀次さんがどのような経歴を歩み、現在の評価にたどり着いたのかを詳しく見ていきます。

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渡辺銀次のプロフィールと基本情報

生年月日・年齢・出身地

項目 内容 一言エピソード
名前 渡辺 銀次わたなべ ぎんじ 本名は渡邉 博基(わたなべ ひろき)2022年1月1日から現芸名を使用している。
生年月日 1985年8月2日 暑い夏生まれ。「夏休み中で誕生日会が開かれにくかった」と本人談。
年齢(2025年現在) 40歳 若手と思われることが多く「40に見えない」とファンにも驚かれる。
出身地 山口県周南市 地元愛が強く、漫才でも山口県ネタをたまに入れ込む“隠れローカル枠”。
身長 / 体重 171cm / 68kg 舞台では細身に見えるが、意外としっかりしている“バランス良い体型”。
血液型 A型 几帳面で真面目。ネタ帳はキレイに整理されており相方も感心。
所属事務所 吉本興業(東京) 同期との繋がりも多く、後輩にも優しい“兄貴肌”タイプ。
NSC 東京校14期 入学した当初からツッコミの評価が高く、講師から「基礎が完成されてる」と言われていた。
担当 ツッコミ(ドンデコルテ) 早すぎず遅すぎず、“絶妙な間(ま)”のツッコミが持ち味。審査員にも刺さりやすいタイプ。
趣味 読書/日本文学/映画鑑賞 読書好きで、太宰治や谷崎潤一郎が好き。ネタの言い回しにも文学要素が光る場面も。
特技 けん玉/観察力/早いツッコミ 特にけん玉は本格派。楽屋で披露することが多く「プロレベル」と芸人仲間にも評判。
特徴 落ち着いた雰囲気と的確なツッコミ 舞台では表情の“困り顔”が切り抜かれがちで、SNSでは「困り顔の天才」と呼ばれることも。

渡辺銀次さんは1985年8月2日生まれ。
山口県周南市の出身で、2025年時点で40歳になります。

お笑い界では“遅咲き”と呼ばれる年齢ですが、その分、落ち着いた話し口と説得力のあるツッコミが強み。
若手には出せない空気感が、今の漫才スタイルを支えています。

お笑いを志したきっかけと原点

子どもの頃から「言葉」に敏感だった

幼少期からテレビのお笑い番組が好きで、特に会話のテンポや言い回しに惹かれていた渡辺さん。
派手なボケよりも、「言葉で笑わせる」芸人に影響を受けていたと言われています。

この頃から、人の話し方やクセを観察する力が自然と身につき、後のツッコミ芸へと繋がっていきます。

NSC東京校14期時代|評価されていた“基礎力”

NSC入学後、早くからツッコミの素質が注目される

渡辺銀次さんはNSC東京校14期生です。
同期の中でも、ネタ構成力とツッコミの正確さは評価が高く、講師からも

「基礎ができている」と言われていました。

一方で、当時は目立つタイプではなく、派手な注目を浴びる存在ではなかったのも事実です。


この“地味だが実力派”という立ち位置が、後の長い下積み時代へと繋がっていきます。

コンビ解散と模索の日々

思うように結果が出ず、遠回りの芸人人生へ

NSC卒業後は複数のコンビを経験しますが、大きなブレイクには至りませんでした。
ライブには出続けるものの、評価と結果が噛み合わない時期が長く続きました。

それでも渡辺さんは芸人を辞める選択はせず
「面白いと思う形をやり続ける」ことを優先しました。
この姿勢が、後にドンデコルテ誕生の土台になります。

ドンデコルテ結成|ツッコミとして覚醒

木村祥平との出会いで役割が明確に

NSC同期の木村祥平さんと再び組み、ドンデコルテを結成します。
ここで渡辺銀次さんのツッコミは一気に洗練されます。

  • 感情を乗せすぎない冷静さ

  • 相方のボケを“否定しない”受け止め方

  • 観客が置いていかれないスピード感

これらが評価され、ライブシーンで徐々に評判が広がっていきました。

特技「けん玉」と観察力が漫才に活きている理由

けん玉はプロレベル?集中力の象徴

渡辺さんの特技として知られているのがけん玉
単なる趣味の域を超えており、集中力と反復練習を厭わない性格がよく表れています。

この集中力は、漫才中の“間”や空気読みにも直結。
相方の一瞬のズレを逃さず拾う能力は、長年の積み重ねの賜物です。

M-1決勝進出で評価が全国区に

「安定感のあるツッコミ」が再評価された

2025年、ドンデコルテはM-1グランプリ決勝に進出。
その中で特に評価されたのが、渡辺銀次さんのツッコミ力でした。

派手なフレーズではなく、
“今ここで言うべき言葉を、ちょうどいい温度で返す”
その技術が、審査員・視聴者の双方に刺さったのです。

渡辺銀次はなぜ今、注目されているのか

遅咲きだからこその説得力

若手全盛のM-1において、40歳での決勝進出は異例。
しかしその年齢だからこそ、

  • 漫才の完成度

  • 言葉の重み

  • 人生経験に裏打ちされた説得力

が際立ち、今の評価に繋がっています。

まとめ|渡辺銀次は“これから評価され続ける芸人”

渡辺銀次さんの経歴を振り返ると、決して順風満帆な芸人人生ではありませんでした。
NSC東京校14期としてスタートし、基礎力やツッコミの技術は早くから評価されていたものの、目立つ存在ではなく、長い下積み期間を経験しています。

それでも芸人を辞めることなく、ネタと向き合い続けた結果、ドンデコルテ結成後に自身の役割を明確化しました。
相方・木村祥平さんのボケを最大限に活かす「引き算のツッコミ」を武器に

漫才としての完成度を一段階引き上げました。

特技であるけん玉に象徴されるように、渡辺さんの強みは

  • 地道な反復

  • 集中力

  • 空気を読む観察眼

こうした積み重ね型の能力です。
これらは派手さこそないものの、M-1のような“完成度が問われる舞台”では

確実に評価される要素でもあります。

2025年のM-1グランプリ決勝進出は単なるブレイクではなく、
「これまで見過ごされてきた実力が、ようやく正しく評価された結果」
と言えるでしょう。

40歳での決勝進出という事実は、遅咲きという言葉以上に、
「芸人としての寿命の長さ」
「今後さらに伸びる可能性」
を感じさせます。

今後テレビやメディア露出が増えるにつれ、渡辺銀次さんのツッコミ技術や人柄は

より多くの視聴者に届いていくはずです。
ドンデコルテというコンビを支える“静かな柱”として、これからの活躍にも注目していきたいところです。

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